いろんな意味で、

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御朱印ガールたちが

最近、寺社に行くと、御朱印をもらいに来ている人をよく見かける。
 浅草寺には、御朱印を受けに来る人たちに対して、心得を書いた掲示が貼りだされている。曰く、

 ──お経も書写せず、あるいはお堂に入ってお参りもしないで、ただご朱印だけを集めて歩くということでは、本来の尊い意義を無視してしまうことになり、あるべき姿から離れてしまいます。

 お参りもせずに御朱印だけを受ける人がいるとは驚きだが、最近は御朱印ガールなどというのもいるらしい。
 ちなみにTwitterで「御朱印ガール」を検索してみると、写真・動画入りで御朱印ガールたちのつぶやきが並んでいる。

 参拝もせずに御朱印だけを集めていると言っているわけではなく、ちゃんとお詣りして宗教心も篤い人が多いのだろうと思う。
 見かけで判断するのが正しいわけではなく、もしかしたらリュックを背負って寺社巡りをしているオジサンが、参拝もせずに御朱印だけを集めているのかもしれない。

 東京で最も歴史のある浅草寺は、御朱印を受ける人も多くて、正直なところ困惑して節度を求めているように見受けられるが、寺社側はただ迷惑をしているだけかというと、そうともいえない。

 例えば、毎年初詣客では首都圏で1、2位を争う川崎大師では、5か所で9種類の御朱印を用意している。成田山新勝寺は4か所5種類。
 大抵の寺社が1~2種類の朱印しかないのに比べ、ホームページにも載せて商売熱心なのがわかる。

 最近は、観光のために新たに○○七福神を設定しているところもあって、七福神めぐり専用の御朱印帳まで販売されている。
 東武鉄道などは「日光・浅草・上野御朱印ラリー」などというものまで企画している。
 ホームページには御朱印の意味について書かれてなく、「素敵な賞品もご用意しているので、日光旅を楽しみながら、御朱印集めを初めてみませんか」とは、東照大権現もさぞかしお嘆きのことだろう。
 もちろん、このラリーに浅草寺は参加していない。
 似たような観光企画は地方の寺社でも行われていて、御朱印集めがスタンプラリーだと揶揄されるのも仕方がない。

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