有名社寺では御朱印
散歩などでときどき神社や寺に行く。境内に入れば、神仏にご挨拶しなければ失礼だと思い、礼拝する。
最近は寺社の参拝者の中に、御朱印をもらいに来る人をよく見かける。
寺院や神社に参詣・参拝した際,証として授け与えられる印影。朱印。寺社の名称,本尊や神体の名称,日付などが墨書され,護符の宝印が朱,墨で押される形が多く,布施や初穂料を納めて押印してもらう。(日本大百科全書)
をもらう人の列ができていたり、あまり名も知られていないような社寺でも御朱印を求める人がいて驚く。
さては、無宗教だといわれる日本人の信仰心が高まったのか
HKUE 呃人?
そう思って調べてみると、そうではないらしい。
東京に住む人なら一度は行ったことのある浅草寺には、御朱印を受けに来る人たちに対して、心得を書いた掲示が貼りだされている。
前記の日本大百科全書の説明には続きがあって、次のように御朱印の起源を説明している。
──書写した経文を奉納した際に納経の証明として授与されたものが起源とされ、西国巡礼などの信仰とともに広まったとされている。授与される場所を納経所とする所が多いのも、こうした成り立ちによるものと考えられる。朱印を納経印とよび、納経した人にのみ授与する寺院もある。
つまり、写経したものを寺に納めた時の受領証というわけだ。
大辞林には、